2006年07月28日

『CARS』はアメリカンロック。

060728_03.jpg本当は六本木ヒルズで『カーズ』鑑賞→『ピクサー展』‥という、ピクサーな一日にする予定だったんですが、仕事が佳境に差し掛かって時間が無かったため仕方なくレイトショーで『カーズ』を観てきた。

海外での評判がイマイチ良くなかったものの、『トイ・ストーリー』のジョン・ラセター監督の新作ということもあり楽しみにしていたがコレがもう良いというか傑作!!車を擬人化したキャラクターをそのまま人間に置き換えても成立するんじゃないかと思うくらい、登場人物の心理描写などが上手く描かれていて素晴らしかった。

物語はストックカーレースの天才ドライバー「マックィーン」が寂れた田舎町にひょんな事から迷い込むところから展開していく。最初はわがまま放題のマックィーンが、そこで出会う人々との交流を通して人間(車?)として成長していく様を描いた作品だが、それを取り巻く「古き良きアメリカ」文化が作品に深みと乾いた哀愁を与えていて、そこもまた良い!060728_02.jpg

物語の途中で次々と引かれる複線が、あまりにも分かり易すぎ‥という意見もあるかもしれないが、クライマックスに一気にそれが繋がっていく様には、高揚感を感じずにはいられなかった。

映画を見終えて、子供向けというよりも、30代、40代‥いや、50代のお父さん世代がもっともストライクゾーンだと感じた苦笑。が、女性や若者でも十分に楽しめる物語だと思うし見応えもあると思う。
毎回、素晴らしい作品を提供してくれるPixar。今回はその中でも上位に入るくらいに素晴らしかった!と個人的には思っている。